【WordPress】プラグイン「All-in-One WP Migration」で簡単バックアップ

ITエンジニアリング

みなさん、WordPressのバックアップやコピーなどどうしてますか?

標準機能のインポート・エクスポートなどもありますが、テーマやメディアファイル、プラグインなども設定しないといけないし、データベースはデータベースでバックアップとってインポートしたり。。

大変ですよね。

それを非常に簡単に助けてくれるバックアッププラグイン「All-in-One WP Migration」。

なんといっても使いやすさが抜群です。

インストール

「プラグイン」→「新規追加」から「All-in-One WP Migration」を検索します。

検索結果から「今すぐインストール」をクリック。

「有効化」すると、メニューに「All-in-One WP Migration」が表示されます。

インストールはこれで完了です。

使い方

大きく、「エクスポート」「インポート」「バックアップ」のメニューがあります。

インポート

インポートはその名のとおり、All-in-One WP Migrationで作成したデータをインポートすることができます。

しかも、ドラッグ&ドロップで一発!

簡単ですね。

なお、最大アップロードファイルサイズには使用しているWebサーバーや設定などで変わります。

有償版を購入すると、無制限になりますが無料のままでも容量を増やすことができます。

・.htaccessに追記する方法

・wp-config.phpを更新する方法

こちらは、またまとめて記事にしたいと思います。

ちなみに、Macユーザーで「Local」を使用している方で、既存運用中のデータをエクスポートとしてきて、取り急ぎローカルで展開したい場合がありますよね。

そんな時は、「サイトフォルダ/conf/php/php.ini.hbs」を更新します。

71行目あたりの

upload_max_filesize = 300M

の数字を変更し、Localサイトを再起動するだけで、アップロードファイルサイズを大きくすることができます。

バックアップ

サイト全体のデータをまるっとバックアップを取る場合は、こちらを利用します。

「バックアップを作成」をクリックすると、バックアップがすぐに開始します。

これで、データベース、メディア、テーマ、プラグインすべてバックアップできます。

バックアップが完了すると、ローカルダウンロードもできますし、そのまま閉じてもバックアップはサーバー内の「wp-content/ai1wm-backups」ディレクトリ内に保存されています。

ちなみに、Webサイトすべてを保存するので、運用期間の長いWebサイトの場合など、非常に大きなデータになるので、必要に応じて過去のバックアップは整理しましょう。

クライアントワークの場合、バックアップ期限の要件など自身のサービスに合わせた運用が必要です。

エクスポート

エクスポートも、データをエクスポートする機能ですが、バックアップとは違いエクスポートするデータを細かく設定できます。

ここまでご説明してきたように、メディアファイルやテーマファイルを一緒にバックアップした場合、データが非常に大きくなってしまい、サーバーによってアップロード上限に引っかかってしまい、面倒ですよね。

そういう場合、私はテーマファイルとメディアファイルはFTPでダウンロードし、その他のデータベースやプラグインをエクスポートしています。

「高度なオプション」をクリックすると、「〜しない」という表現でチェックボックスが展開されます。

ここで、メディアライブラリ、テーマについてチェックを入れることでデータサイズを大きく削減できることが多いです。

時折プラグインに非常に大きな容量を持ったWebサイトがあったりしますが。。

エクスポート先も色々と選べるようですが、基本的には「ファイル」を選択してローカルにダウンロードするのが通常かと思います。

その時、エクスポートファイルはサーバー内のバックアップにも保存されます。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

他にもバックアッププラグインはありますが、使い勝手としてはAll-in-One WP Migrationが一番な印象です。

ボトルネックは、アップロードサイズ容量ですかね。

ただ、回避策もありますのでなかなか困ることはないです。

ぜひ試してみてください。

こちらが誰かの参考になれば幸いです。