【2026年版】エックスサーバーはおすすめ?Web制作者が使って感じるメリット・デメリット
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Webサイトを制作するときに欠かせないのが、サイトを公開するための「レンタルサーバー」です。
国内にもさまざまなレンタルサーバーがありますが、私がWordPressを使ったWebサイト制作で扱うことが多いサービスのひとつが「エックスサーバー」です。
個人ブログはもちろん、企業や店舗のWebサイトまで幅広く使えるため、クライアントから「サーバーはどこがおすすめですか?」と相談されたときにも候補にしています。
エックスサーバーは単純に料金が安いサーバーというより、
WordPressを安定して運用したい
トラブル時にも自分で管理しやすい
クライアントサイトでも使いやすい
という点でバランスの良いレンタルサーバーだと感じています。
この記事では、実際にWeb制作でサーバーを扱う立場から、エックスサーバーのメリットだけでなく、気になる点やどんな人におすすめなのかも含めて紹介します。
※当サイトはエックスサーバーのビジネスパートナープログラムに参加しています。
結論:WordPressでサイトを作るなら有力な選択肢
最初に結論からいうと、WordPressでWebサイトを運用するのであれば、エックスサーバーはかなり選びやすいレンタルサーバーです。
特に、
- WordPressでブログやWebサイトを作りたい
- 会社や店舗のWebサイトを運営したい
- 長期的にサイトを運用したい
- 表示速度や安定性も重視したい
- バックアップ機能が欲しい
- 困ったときに日本語でサポートを受けたい
という人には向いていると思います。
料金だけを見ると、もっと安価なレンタルサーバーもあります。
それでも私が制作案件でエックスサーバーを候補にする理由は、料金・性能・管理機能・サポートのバランスが取りやすいからです。
エックスサーバーとは?
エックスサーバーは、エックスサーバー株式会社が提供している国内のレンタルサーバーです。
公式サイトによると、運用サイト数は250万件以上。国内WordPressサイトのサーバーシェアについても、2025年6月のDataprovider.com調査で35.2%とされています。
プランは主に、
- スタンダード
- プレミアム
- ビジネス
の3種類。
個人サイトや一般的な企業サイトであれば、まず「スタンダード」を検討すれば十分だと思います。
2026年9月時点の通常料金は、スタンダードの場合、契約期間に応じて月額換算990円〜1,320円(税込)です。初期費用は0円で、10日間の無料お試しも用意されています。
キャンペーンが頻繁に行われているため、実際に申し込む際には公式サイトで最新料金を確認することをおすすめします。
エックスサーバーを使って感じるメリット
1.WordPressの導入が簡単
エックスサーバーには「WordPress簡単インストール」が用意されています。
通常WordPressを自分でインストールする場合は、
- データベース作成
- WordPressファイルのアップロード
- wp-config.phpの設定
などが必要になります。
エックスサーバーでは管理画面から必要事項を入力することでWordPressをインストールできるため、初めてWordPressを使う人でも比較的導入しやすくなっています。
さらに、他社サーバーからWordPressを移すための「WordPress簡単移行」にも対応しています。2026年8月にはWordPress 7.1への対応も行われています。
既存サイトを別サーバーから移転するときにも便利です。
私自身はサイトによってAll-in-One WP Migrationなども使いますが、サーバー側に移行機能が用意されていることは安心材料になります。
2.WordPressを運用するための機能が揃っている
Web制作をしていると、WordPressをインストールした後にもさまざまな設定が必要になります。
例えば、
- PHPバージョンの変更
- SSL設定
- データベース管理
- FTPアカウント
- メールアドレス
- キャッシュ設定
- セキュリティ設定
- バックアップ
などです。
エックスサーバーでは、こうした機能の多くをサーバーパネルから管理できます。
WordPress簡単インストール・簡単移行・WordPressセキュリティ設定なども全プランで利用できます。
サイト制作では「サーバーに何かあったとき、自分でどこまで対応できるか」も重要です。
その点、必要な設定へ比較的アクセスしやすいのは、制作者として使いやすい部分だと思います。
3.表示速度とサーバー性能
Webサイトは、デザインだけでなく表示速度も重要です。
エックスサーバーではNVMeストレージを採用しており、スタンダードプランでも500GBの容量があります。
また、Webサイトの高速化・安定化機能として「Xアクセラレータ」も提供されています。
もちろん実際の表示速度は、
- WordPressテーマ
- プラグイン
- 画像容量
- JavaScript
- キャッシュ
- CDN
などにも大きく左右されるので、
「エックスサーバーにすれば必ず高速になる」
というものではありません。
ただ、WordPressサイトを構築するベースとなるサーバー環境としては十分な性能があります。
4.14日分の自動バックアップがある
個人的に重要だと思っているのがバックアップです。
WordPressを運用していると、
「プラグインを更新したら画面が真っ白になった」
「functions.phpを編集してエラーが発生した」
「誤ってデータを削除した」
といったことが起こる可能性があります。
エックスサーバーでは全プランに自動バックアップ機能があり、Web・メールデータとMySQLデータベースを1日1回バックアップし、原則として過去14日分を保持しています。
バックアップデータの取得・復元も可能です。
ただし、サーバーのバックアップだけに依存するのではなく、重要なサイトについてはWordPress側やローカル環境にもバックアップを持っておくことをおすすめします。
サーバー側+WordPress側
という二重のバックアップにしておくと、より安心です。
5.無料SSLが標準で使える
現在のWebサイトではHTTPS化はほぼ必須です。
エックスサーバーでは無料独自SSLを全プランで利用できます。
WordPressサイトを立ち上げる際にも、別途SSL証明書を購入しなくても基本的なHTTPS環境を構築できます。
Web制作では当たり前の機能になりつつありますが、クライアントへ説明するときにも、
「サーバー料金とは別にSSL料金が毎年必要」
といった構成にならないのは分かりやすいです。
6.独自ドメイン無料特典がある
条件を満たせば、サーバー契約中の独自ドメイン料金が無料になる特典もあります。
スタンダードプランの場合、新規契約では、
- 12ヶ月以上:独自ドメイン1つ
- 24ヶ月以上:独自ドメイン2つ
が対象となります。
利用には自動更新設定などの条件があります。
会社や店舗のWebサイトを新しく作るのであれば、
サーバー+独自ドメイン+SSL
をまとめて用意しやすいのはメリットです。
ただし対象ドメインや条件は変更される可能性があるため、契約時には最新情報を確認してください。
7.サポートやマニュアルが充実している
レンタルサーバーは、問題が起きなければ普段それほど意識することはありません。
重要なのは、問題が起きたときです。
エックスサーバーでは、
- メール:24時間365日受付
- 電話:平日10:00〜18:00
- チャット:平日10:00〜18:00
のサポートがあります。
公式マニュアルもかなり細かく用意されています。
Web制作をしていると、
「メールが届かない」
「SSLが反映されない」
「DNS設定を確認したい」
など、WordPress以外の部分で確認が必要になることもあります。
その際に公式情報を探しやすいのは、実務ではかなり助かります。
Web制作者として感じるエックスサーバーの良さ
個人的には、ここが一番大きなポイントです。
クライアントサイトの場合、
制作して終わりではなく、その後も数年間運用される
ことがほとんどです。
制作時には自分がすべて設定できても、数年後には、
- 担当者が変わる
- 別の制作会社へ移る
- サイトをリニューアルする
- サーバーを移転する
- PHPを更新する
といったことが起こります。
そう考えると、少し料金が安いことよりも、
一般的によく使われていて、情報が多く、管理しやすいサービス
であることを重視しています。
エックスサーバーは検索すれば設定情報も見つけやすく、公式マニュアルも充実しているため、長期運用するWebサイトでは扱いやすいと感じています。
エックスサーバーのデメリット・気になるところ
もちろん、すべての人にエックスサーバーが最適というわけではありません。
実際に使ううえで気になる部分もあります。
1.最安クラスのレンタルサーバーではない
エックスサーバーのスタンダードプランは、通常料金で月額換算990円〜です。
月数百円程度の格安レンタルサーバーと比べれば、決して最安ではありません。
とにかく、
「一番安くWordPressを動かしたい」
という人であれば、別のサービスも候補になります。
一方、企業サイトや仕事で使うサイトであれば、月数百円の差より、
- バックアップ
- サポート
- 安定性
- 管理機能
を含めて考えた方がいいと思います。
2.管理画面が初めてだと少し分かりにくい
エックスサーバーには、
XServerアカウント
と、
サーバーパネル
という管理画面があります。
契約や支払い関係はXServerアカウント、サーバー設定はサーバーパネルという形で役割が分かれています。
慣れれば問題ありませんが、初めて利用する人からすると、
「どちらで設定するのか分からない」
となることがあります。
制作会社へ依頼している場合はそれほど問題になりませんが、自分ですべて管理したい初心者は最初に少し慣れが必要です。
3.料金は長期契約ほど安くなる
スタンダードプランの通常料金は、
| 契約期間 | 月額換算 |
|---|---|
| 3ヶ月 | 1,320円 |
| 6ヶ月 | 1,210円 |
| 12ヶ月 | 1,100円 |
| 24ヶ月 | 1,045円 |
| 36ヶ月 | 990円 |
となっています。
月額990円という表示は36ヶ月契約時の月額換算なので、毎月990円で好きなときに解約できる月額契約という意味ではありません。
また、料金は契約期間分を一括で前払いします。
レンタルサーバーを比較するときは、「月額○○円〜」だけでなく契約期間も確認した方がいいでしょう。
どのプランを選べばいい?
一般的なWordPressサイトなら、私はまずスタンダードプランをおすすめします。
2026年9月現在、各プランは次のようになっています。
| スタンダード | プレミアム | ビジネス | |
|---|---|---|---|
| 通常月額 | 990円〜 | 1,980円〜 | 3,960円〜 |
| 容量 | 500GB | 600GB | 700GB |
| WordPress | ○ | ○ | ○ |
| 自動バックアップ | ○ | ○ | ○ |
| 無料独自SSL | ○ | ○ | ○ |
| 管理者ユーザー設定 | − | − | ○ |
スタンダードがおすすめ
個人ブログ、店舗サイト、中小企業サイト、一般的なWordPressサイトなら、基本的にはスタンダードで十分です。
プレミアムがおすすめ
容量を増やしたい場合や、プレミアム向け特典に魅力を感じる場合に候補になります。
ビジネスがおすすめ
複数人でサーバー管理を行い、管理者ごとに権限を設定したい法人などに向いています。
一般的なコーポレートサイトだからといって、必ずビジネスプランにする必要はありません。
会社のWebサイトでも、必要な機能やアクセス規模によってはスタンダードで十分なケースがあります。
エックスサーバーがおすすめな人
まとめると、エックスサーバーは次のような人におすすめです。
- WordPressでWebサイトを作りたい
- 初めてレンタルサーバーを契約する
- 会社・店舗のWebサイトを作りたい
- サーバーの安定性を重視したい
- バックアップも自動で取得してほしい
- 日本語のサポートが欲しい
- 長期的にWebサイトを運用したい
逆に、
「とにかく月額費用だけを最小限にしたい」
という場合は、他社サービスを含めて比較してもいいと思います。
これからWordPressを始めるならスタンダードで十分
レンタルサーバーは種類が多く、スペックを比較し始めると、
「結局どれを選べばいいのか分からない」
となりがちです。
私自身、Web制作ではエックスサーバー以外のレンタルサーバーを扱うこともあります。
その中でもエックスサーバーは、
WordPressの使いやすさ
サーバー性能
バックアップ
サポート
管理のしやすさ
のバランスが良く、個人サイトから企業サイトまで提案しやすいサービスだと感じています。
特に初めてWordPressサイトを作るのであれば、まずスタンダードプランを検討すれば十分だと思います。
エックスサーバーではキャンペーンが行われることも多いため、申し込む前に現在の料金を確認してみてください。
